墓前で焦った!父が故人へ語りかけたこと
アクセスありがとうございます。
先日、実家に帰省してきました。
父の代わりに、お仏壇の掃除をしました。
お仏壇には今は亡き母が元気だったころ、
温泉旅行に皆で出かけて笑っている写真があります。
父は、よく話しかけています。
『おかーさん、〇〇が帰省して来たよー』
『おかーさん、おはよー お茶いれたよー 飲んでー』
という具合に。
そんな様子を見て、ふと思い出したことがあります。
数年前のことですが、親族10名弱で、母のお墓参りに行きました。
父は、墓石に話しかけます。
姪たちの名前と近況報告を始めました。ボリューム少し大きめです。
名前は仮名です。
『おかーさん、ヒロは10歳になったよー』
『おかーさん、ユウは8歳になったよー』
『おかーさん、リンは……』
父は、4人の孫たちの年齢も、私の年齢もしっかり把握していました。
孫たち全員の『年齢報告』が終わった時、嫌な予感がしました。
不安的中!
『おかーさん、〇〇は☆歳に……』
〇〇には私の名前が、☆には微妙な数字が入ります。
『ん”ーっ!』と声にならない声を被せて、かき消したけど間に合わなかったような…
他にもお墓参りに来ている方たちがいたような…
距離はあるけど、声は届きそうだったような…
忘れたい記憶は、はっきり覚えておかないようにしています(^_^;)
父に悪気はなく、純粋な報告であり、ウケを狙ったのでは無いようでした。
でも、だからこそ、私以外の大人は、墓前で笑いを堪えるのが大変だったろうな…
母の命日が近づいてきます。
お墓参りに出かけた時、父が何を語りかけるか、聞き逃さないでおこうと思います。